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マイカ(雲母)の種類





 地球の表面層である地殻の構成元素を多い順に並べるとO、Si、Al、Fe、Ca、Na、K、Mgであり、これらが地殻の99%を占めると
言われます。マイカはこれらの構成元素が特定の比率で溶融したマグマが、高い圧力中で結晶化し生成された火成岩の一種で
あり、フィロケイ酸塩類(SiO4四面体が3個のOを共有し平面的に広がっているケイ酸塩)に分類されます。世界各地の地層にマイカ
は存在しますが、産出地により構成元素や結晶性が異なります。下の写真は白雲母(マスコバイト)と金雲母(フロゴパイト)です。
最近では人工的に結晶生成された合成雲母も存在します。

インド産白雲母原石 スリランカ産金雲母原石

 下表にマイカ、および参考までに他の代表的な層状ケイ酸塩鉱物の種類と組成を示します。マイカの種類のうち工業用材料として
一般的に使用されるのは、白雲母、金雲母、絹雲母がほとんどです。また合成雲母は比較的高価なため、化粧品や高白色パール
顔料の基材のように付加価値が認められる用途で多くは使用され、主に日本・中国で人工的に結晶生成されています。
 天然の白雲母はインド・中国、金雲母はカナダ・フィンランドが主な産出国で、特にインド産の白雲母は、結晶が大きく不純物が
少ないため良質です。一方、中国産の白雲母、カナダ産の金雲母のように5mm程度の小さい結晶サイズで、シリカ系鉱石が混在
した状態で採掘されるものもあります。

鉱物名 組成式 特徴
白雲母
(Muscovite)
KAl2(AlSi3)O10(OH)2 原石は少し茶褐色のある天然の板状鉱物。
結晶中の八面体位イオンはAlが大部分を占める。
非膨潤系。
金雲母
(Phlogopite)
KMg3(AlSi3)O10(OH)2 白雲母よりも黒味が強く、柔らかい。
結晶中の八面体位イオンはMgが多い。
非膨潤系。
合成雲母
(Synthetic Mica)
KMg3(AlSi3)O10F2 人工的に生成されるマイカ。合成フッ素金雲母とも言われ、
金雲母のOH基が Fに置換された結晶構造を持つ。
白くてやや硬い。膨潤系、非膨潤系がある。
タルク
(Talc)
Mg3Si4O10(OH)2 モース硬度1で最も柔らかいとされる鉱物。
結晶化度は低く微粒子が凝集した白色鉱物として産出
される。非膨潤系。
カオリン
(Kaolinite)
Al4Si4O10(OH)8 長石などが風化して生成され結晶化度は低い。
数ミクロン以下の微粒子が凝集して白色鉱物として産出
される。人工的に合成したカオリンもある。非膨潤系。
モンモリロナイト
(Montmorillonite)
(Na,Ca)0.6(Al,Mg)4Si8O20(OH)4(nH2O) スメクタイトの一種。ベントナイトの主構成物質として存在
する。膨潤性が非常に高く、ナノコンポジット材料としても
活用される。

 マイカ概要
 マイカの種類
 マイカの結晶構造
 マイカの特性
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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